新型コロナワクチンの情報
2021年02月18日
これまで人類が感染した事のない新しいウイルスを終息に導く為には、全人口の約60%程度の人々が、ウイルスに感染して免疫を獲得するか、ワクチン接種により抗体を獲得する事により、集団免疫を獲得する事が重要とされています。
現在までに新型コロナウイルスに感染した人は国内で0.5%程度、無症状で既に抗体を獲得した人も合わせてもわずか1%を少し超える程度と考えられます。
以上から、ワクチン接種を多くの方に受けて頂く事がいかに重要であるか理解できると思います。
今後接種が予定れている2種類のワクチンの特徴(アストラゼネカも予定あり)
ファイザー(2回接種) | モデルナ(2回接種) | |
種類 | メッセンジャーRNAワクチン | メッセンジャーRNAワクチン |
感染予防効果 | 95%以上 | 94.5% |
副作用 | 重大な副作用なし | 重大な副作用なし |
インフルエンザワクチンの感染予防効果は60%程度ですので、いかに有効かが理解できます。
副反応
症状 | 痛み | 倦怠感 | 頭痛 | 筋肉通 | 寒気 | 発熱 | 腫れ | 関節痛 | 嘔気 |
発生率% | 70.7 | 33.4 | 29.4 | 22.8 | 11.5 | 11.4 | 11.0 | 10.4 | 8.9 |
副反応はインフルエンザワクチンよりやや多い傾向があるようです。
アナフィラキシー反応(重度のアレルギー反応)が0.001%程度と多くはありません。
(アナフィラキシー反応:インフルエンザワクチン0.00004%)
今後の課題
長期的な安全性の評価
どれくらい予防効果が持続するかの評価
感染歴がある人での効果
こどもや妊婦での案先生・効果の評価